豆を訪ねて
~東ティモール その1~

2019年6/30ー7/5、コーヒー生産者さんに会いに東ティモールを訪れました。念願だった農園探訪、おかげさまで素晴らしい体験でした。これから数回に分けてこの旅を振り返ってみたいと思います。その前に東ティモールってどこにあるの?という方も多いかも知れません。位置的にはオーストラリアのちょっと上(日本との時差なし)、ティモール島をインドネシアと二分した、東側に位置しています(一部飛び地で西側にも東ティモールの領土があります)。


東ティモール基礎知識
・広さ:首都4都県(東京,千葉,埼玉,神奈川)の合計面積とほぼ同じ
・人口:約126.1万人
・首都:ディリ
・言語:公用語はテトゥン語及びポルトガル語。インドネシア語及び英語も。
・宗教:キリスト教99.1%(大半がカトリック),イスラム教0.79%


東ティモールは16世紀にポルトガルによって植民地化され、1975年以降はインドネシアに占領・併合されました。1999年8月30日、国連主導の住民投票によりインドネシアからの分離独立が決定し、国連による暫定統治を経て2002年5月20日に東ティモール民主共和国として独立。21世紀に生まれた新しい国です。1999年の東ティモール紛争、2006年~2008年の国内政治混乱で治安は悪化していましたが、今はとても落ち着いています。平均年齢18歳という若さで明るく街には活気がありました。空港に着いた最初の印象は、子供と若者が多い!です。よかったらぜひGoogle マップで東ティモールの位置を見てみてくださいね。豆を知ることで、また1つ広がる世界がありました。 (つづく)


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